こちらはナンシンロボットなびが提供した、製品用基盤を自動検査する装置です。
本装置は、夜間無人で自動検査し、合否及び未検査品を分別することが可能です。また、基盤とチェッカーの位置決めのほかに、基盤収納ラックとロボットの設置スペースに限りがありましたので、お客様のご要望にお応えしました。
基盤収納ラックは、10枚/台が積載可能な6台を SUSを素材として製作しています。
具体的な装置の仕様方法としては、基盤収納ラックに事前に基盤受けプレートをセットし、検査チェッカーのフタが開いて基盤受けプレートを前方へ引き出します。その後、基盤の取出し位置を決め、仮置きした後に位置出してチェッカーにセット後、自動検査を開始します。
検査後は、
・OK品は前方
・NG品は後方
・未検査品は指定位置
に移動させることで、位置により合否及び未検査の3種類の分別を行っています。
合否確認後、基盤プレートに戻します。
安全対策:ロボットエリアセンサー
人が接近すると動きが遅くなり、更に接近すると停止するように設定しています。
このように、お客様のご要望に合わせた自動化装置の設計から製作までをおこなっております。自動化・省人化にご興味をお持ちのお客様は、まずは一度、ナンシンロボットなびまでお問い合わせください。